再見北京、なんだよ東京は、カップルばっかり。

7泊8日にわたる北京滞在で、寒さと乾燥と風邪と高熱で本当に死ぬかと思った、思ったんだけど、やっぱりシヌわけもなくて(ヌって魅力的な字形してますね)こうして生きていて、やっぱり海外での経験、とりわけバカンスではなくて仕事での経験っていうのは、んものすごく糧になるのだね、そうだね、北京支局の人だけじゃなくて@ワシントンや上海、韓国からも先輩記者カメラマンが来ていて、その人たちと一緒に仕事できたことが何より嬉しいね。

北京から4時間弱、成田に着陸する直前に見える夜景がとても綺麗で、次第に光の粒がヘッドライトであることがわかるくらい陸に近くなってきて、遠くからみれば大抵のものは綺麗に見えるなあ、とかおもいつつ、六本木に戻るともうイルミネーションの中はカップルばかりで、女の子は白か黒で、大抵は寒いのにミニスカートで、たまにケンカしてるカップルいて(わかるよその気持ち)リムジンがガンガン通ってたり、お似合いの二人がいたり、首を傾げたくなるような二人もいたり、多分この中の何人かは、24日と25日は別の人と過ごすんだろうな、良くない想像ですね、ダメですねそんなに勘ぐってしまったらダメですね。

それにしてもその瞬間、そこで恋人と過ごす多くの人にとって、北京で六カ国協議が行われていることなんて、どうでもよくって、1メートルと離れていない恋人を見ることが全てで、きっとそんなもんなんだよな、まあ仕方ない、と半ば満足できる想像で、逆に嬉しい、なぜ? それは今日も東京は平和だからなのです。

北京でお世話になってひと全てにお礼を言いたいです。ありがとう。2008年に、再見!