さよなら東京、青森県立美術館、こんにちは札幌。

旅行1日目。東京駅から「はやて」に乗り込む早朝。八戸停車で、まず青森下車。青森の目的は青森県立美術館に赴くこと。

なななな奈良美智、すこし意外。回天や軍服を着たキャラクターがいた。戦争にも興味をもっていることは知っていたけど、そこまで露骨に表現する人じゃないとおもっていたからなあ。韓国から移設されていた展示はとっても可愛いよ。

てててて寺山修司、超カマされる! 天井桟敷! カッコいいぜ! ポスターメインの展示だったんだけど、その一字一句が深いDEEP。「その穴は地球の中心にむかって掘り下げられているんじゃない、天に向かって掘り上げられているのだ!」掘り上げる!ホリアゲル!

むむむむ棟方志功、大胆。群鯉の間合いがたまらない。花は咲かないというのもよかった。あとなななな成田亨もすげえよね。普通にカネゴンとか飾りたいもの部屋に。ししししシャガールの大作4枚。やはり大きさというのは作品の迫力にとって大きな意味をもってくるんだろうなあ。見上げるぐらいになると、自然にオーラを帯びるのだよ。草原に浮く2つの太陽がたまらなく愛しいよ。

で、青森駅に戻る。青森駅、寂れてた。もっと華やかかと思ってた。いくら地方とはいえ、青森ですよ。青森。なんで?こんなことに?東京だけが日本じゃないんだ。日本を東京だと思っていたら、本当に危い。

そこからスーパー北斗で札幌まで行って1日目は終わり。