VV、チープ喪失感、ぼったくりバー。

新宿から一度帰宅し下北沢へ。VVで「同じ月を見ている」全7巻と中原中也詩集と安部公房の「無関係な死・時の崖」を買いこむ。スタバで「同じ――」を読み、ああ、世界は愛だと感ずる。そして都営新宿線で菊川に移動し「肉の田じま」ですきやきを食べ(絶品)地元に戻ってきてジャズ酒場でヘタクソなジャズピアノでチャージ2000円というFACK!だから地元は嫌いなんだ!いったいなんなんですかあのオナニーは。いい加減にしてください。音楽で食っていくにはあまりにも幼稚な演奏ですよオジさん。

やっぱり1つの絶対的な軸よりもたくさんの信じられるものに囲まれていた方がいいと思うのです、というようなことを和寿が言っていたが、その通りだよ。なぜおれは報道をやりたいの?みんなが幸せになってほしいから。なぜ?一人の幸せなんてありえないから。なぜ?自分もみんなも幸せになれるから。

LOST IN TIMEですが、本当に良いです。まともに頭のネジ締まってるTSUTAYAなら置いてあると思うので、聴いてみたらいいよ。「僕、君、誰かはいらない」syrup16gの匂いがしますが、それとはまた少しだけベクトルが違うのでぜひ。

でもね、僕思うのです。シロップにしろロストにしろ「ああ、そういう喪失感(とかいてチープと読む)を君は歌いたいのね」と思ってしまうのです。もうそういうのは通過駅なわけ。もう十分感じたから。聴きたいのは違うのよ。もうそこじゃないの。流行かもしれないけれどね。

下北沢についてですが、あそこはOPENではなくてCLOSEな世界ですね。おれたちいけてるでしょいけてるから付き合ってますカップル友達ばっかりでぬるま湯に浸ってるだけです。一度細い路地をやめて大通り風にしてみるといいと思う。ドリーマーというかジャンキーたちは恥ずかしくなってきっとああいうのやめちまうだろうから。もういい加減にしろよシモキタ。