YUSEI MINEIKA HIKETSU

昼前に起床。過密スケジュールと撮影のせいで寝まくり。それから6時まで、編集作業のためのキャプチャとラインコントロール。あと一日分撮影があるけど、それが終わり次第すぐにでもとりかかれるように、という自分的配慮。問題点がいくつか浮かび上がりつつも、素晴らしい映像がいくつかあった。かなりきてる。そして、6時からジャンプとスピリッツとヤンマガ読んで飯食って、そこからバイト。26時くらいまで。

で、その後、友達と少し話して、映画作ろうと言われ、あらすじ聞いたけど、(アマチュアの撮影技術的に)現実的に無理そうだったし、筋自体に興味が少しもわかなかったから「作って見せて」と言い、PV作ってと言われ、曲もまだできていないようだったから「いい曲だったらね」と言ってやった。

というかね、全く分かってないんですよ。本当に。映画とるのにも、やっぱりお金も時間も労力も使うし、当然いろんな人が絡んできたら、タイムスケジュールを管理しなければいけないし、神経もすり減らすし、5分そこらの楽曲をしっかり聞き込んで、台本も綿密に決めて、小道具もろもろそろえて、濡れたり燃やしたりとか必要であれば、バスタオルやオイルが必要なわけで(花火やルービックキューブや素材用の映像だって別撮りせなあかんねん、DVだってタダじゃないねん!)、交通手段も電車じゃむりだから、車の手配もしなきゃいけないわけ。ロケ地も見つけてきてやんなきゃいけないし、許可が必要ならとらなきゃいけないし、近辺に駐車スペースがあることも条件だし、一日に何箇所も回るなら、日没とかも考慮に入れながら回る順序を考えなきゃいけない。

そ・れ・な・の・に、簡単に「作って」とか言われてもムカつくわけですよ。大体全部こっちまかせにして、出来上がった作品を自分のプロモーションに使おうっていう魂胆がみえみえでムカつく。うじうじしてる感じもイヤだし。

今、映画を作っているのは、いい曲だと思ったから、ただそれだけで、本当に無償の、オナニーの作品であるってことを忘れないでほしい。そして、せめて、しっかり原曲作って、スタジオなりレコーディングなりして、音源作って、コンセプトとか方向性を明らかにしてから持って来いよ。どんだけぬるま湯につかってんだって。「一緒につくろうよ」とか言っても結局やるのはこっちになるだけなんだろ。みえみえっす。


ところでところで。


やはり郵政関連法案が否決された。

正直、郵政法案に青票を投じた連中の本懐を「利権なんだろ?」といぶかしく思ってしまう。もちろん票田を失うことに嫌った人もいただろう。

小泉さんの演説の時に、個人的にはこう言ってほしかった。「自民党は利権としがらみでいっぱいです。それをぶっ壊す。その第一歩です。政治は腐敗しています。けれど、ここからやり直すのです」と。そうわかりやすく言ってくれた方が、9.11の総選挙で勝てるだろう。

けれど、なんで9.11なんだろうか。全くもって理解できない。恐らく選挙当日(あるいはその前後)には選挙と同時にアメリ同時多発テロの映像が流され、「改革」という攻撃的なイメージを嫌う有権者の心理を逆撫ですることになるだろう。せめて、9.11から一週間前後を指定すべきだった。自民党が勝ちに行くなら。

小泉さんは、衆院で青票を投じた議員を公認しないといっているから、今度の選挙で自民党の看板を背負って出馬する議員には信頼をおきたい。

テリー伊藤参議院議員のナンとかさんが「政治的空白をつくっていいんですか」に対して言ってた。「政治的空白なんかより、総選挙で国民に意思を問う方がよほど健康的だ」と。久々に健康的という言葉がいいなと思った。