ひとりのセカイ、2050、夏が始まらない。

ひとりだちしてから2週間。現場に出ないとわからなかったことや、なるほどなと思ったことがたくさんあった。やはり前線にでないと。前にいないと。現場にいないと。Dや記者から一つ一つ教えを乞いつつ、その技を盗みアイディアを盗み構成を盗む。可愛がってもらってます。

ファインダーの中、覗き込むと、そこではぼくひとりのせかい。誰も干渉してこない。何をタリーするのか、ぼくひとりのせかい。全部ぼくのせかい。そのかわり責任も大きい。ダメだったら、ぼくのせいだし、よかったらぼくのせい。わりと仕事は上手くいってます。

今週は毎晩会社のひとと飲みにいきました。自分に余裕が出てきたのとポジティブシンキングだからかな。来週は忙しい。4日・ホリエモン初公判、6日・紀子様出産、8日自民党総裁選投開票。アツすぎる。その後も組閣なんかもあって、今月は忙しそう。ひとつひとつをしっかりと丁寧に腐らずやっていこう。

雨の中、3時間くらいはり番とかしていると、ふと自分の暗い海に降りていく。70くらいに死ぬとしたら、2050年から先のカレンダーは見られないんだな、なんて。そう考えると、残り少ないよね、人生。2006 to 2050。たったの44年。すげー。まあいいや、どうせいつかは死ぬんだし。……そうだな、やっぱり思うよ。歴史なんかに名を残さなくていいから、誰かをすこしでも幸せにして死にたい。なあんて。

今日は伊勢丹メンズにJUNYA WATANABEとアンダーカバーのコラボ見に行って、そのあと南千住のうなぎやに行って来ます。尾花です。