淡く白く右手、ファインダー瞳孔全開、DIY。

淡白なO型はいつも「まあいいか」と思ってしまい、途中でやめてしまう撮り逃してしまう。でもそれじゃダメなんだよね。と、ようやく、ほんとうにようやく理解した。どんだけかかってんだよおれ。そして気合。会見取材を気合。マジで瞳孔全開でファインダーばっちり、ターゲット・オン・ファインダー。REC・REC・REC。初めて気合でZOOM決まった。気持ちが乗ったZOOM。すんげー嬉しかった。

要素を抽出するのもとても大事なんだけど、もっと大事なのは、取材の時間配分。何があるのかというのを見たり聞いたりするのは当たり前なんだけど、何に時間を割くか、そしてそのリスクヘッジをどうするのか、というのは非常に重要。ケツカッチンまでにどれだけ追い込めるか逆算できるか。スピード勝負。

そしてその都度ホワイトバランス適正にして必要とあらばシャッター1/100いれて、カモン蛍光灯!な状態に仕上げていく。外観も手を抜かないできちんと三脚を使う。これ基本。ロングは人がいるときを狙い、いつなんどき必要となるのかもわからないので脚立をしっかりもっていく。

取材対象の官公庁のライトセッティングを事前にチェックして、スルー伝送ができるかどうか、できるならその機材もしっかりもっていく。どちら側から入出して、どのタイミングで入ってくるのかを広報担当者に聞く。言うまでも無いことだけど、今回の会見ではどんな発言を狙っているのか、何がニュースとなりうるのかを考えておく必要もござる。

なかなかやっかいなのは、官公庁は庁舎が2、3に分かれているケースが多いから、いざ現場について、あれれどれだどれだ?なんてしていたら他社にいい場所をとられてしまいサイドカメラになり、おまけに三脚全開にしても座高m級記者の頭にかぶってしまうから悲劇。エウリピデス級悲劇。だからどの建物の何階のなんていう部屋なのかというのをハイヤーだよりにするのではなく、きちんとWEBで調べておかねば。場合によっては電話しないと。会見ブリーフィングが別の部屋で設定されていたら、先に下見をして場所取りしておかなきゃならん。音はマイクを自分で立てるのか、それとも+4ラインで出てるのかきっちり確認。

その上で、ようやく撮影。構図、構図、構図。練習。いつロングを撮るのか。その間合いをどこで見分けるのか。発言終わりの質問ゼロだったとき、ロングを逃したらマジ懲罰刑。一問目で重要でなかったら、すぐにロング・中ロング・グループ・どん寄り・パンとか雑感をガンガンかき集める。

あと一週間で使い物になるカメラマンにならんとやばいーーーーーー!!!