見えないから怖い、分かってるからそういうのは、梅雨。

自分が興味を持つ人は、どこか奥行きの無い目をしている人だということが分かったフライデー。孤独で陰鬱な目をしている人が好きなんだろうな恵比寿裏通り。僕はもっと君を知りたい。

雨が降ると電話したくなる人が僕にはいます。大抵の場合は、うーんどうしようかな、と考えてから止めておくのですが、昨日は電話してみました。普段はなかなか会えないひとでもたまに電話してみるといいものですね。電話するくらいの距離感が多分あっているのでしょう。

分かってるからそういうのは。そういう感情ってもう分かってるから。遅いんだよもう。君が今更こねくり回さなくても、君がもっと目を見開いていれば分かってることを堂々と紹介されても窮屈になるだけなんだから。

自分がだんだん遠くなっていく感覚。「じぶん」から自分がだんだん遠くなっていく感覚。ぼくは僕自身であるはずなのに、あるのは冷たい距離。   距離。客観にも似た視点で見続けている。あまりリアルがないから、金だけが飛んでいく。リアルフィクションライフ。恋愛感情もない。深刻な涙もない。目に焼きつくことも無い。ただ過ぎ去っていくだけただ過ぎ去っていくだけ。自分との対話を繰り返すだけ。独り言がふえるだけ。いつも気だるいだけ。たまに懐かしくなるだけ。