空のない国、ミースに聞く、何もできない。

相も変わらず車に3時間。ようやく明日行けば終わるところまでこぎつける。長い。一回もミスってないのに、長い。

教習の合間に大崎図書館というところまで赴く。ちょっとした坂の上にぽつりとある。中に入ると、山の手らしい雰囲気。斜度のアル藍色の天井に茶色の窓が3つある。建築した人はきっとブレザーの似合う人なんだろうなって思う。

ミース・ファン・デル・ローエに出逢う。ああ、素敵。建築って素敵。いま読みまくっています。

ミースがこんなことを言っていた。
「作ることなど1つもない。何を作るかではなく、何を選ぶか。そしてそれをどう配置するか」

報道もそうだと思う。何も作らない。在るモノをきりとってくるだけのことなんだよね。