庭園美術館、宇治山哲平、鳥は森にいる。

午後から東京都庭園美術館@目黒に行った。宇治山哲平展をのぞく。正直言えば平面的インスタレーションは分かりにくいからバランスだけ見ようといつも心がけているのだけれど、今回は違った。本当に違った。

あなたは絵画をみて吐き気を覚えたことはありますか? N.Y.で美術館をはしごしたときも、ピカソやエゴンの作品を見たときも、さすがに吐き気は覚えなかった。想像してみてほしい。絵画で吐き気をもよおすだなんて!

宇治山の作品を今ここで語るのは本当に簡単なことだけれど、あえて言わない。……一度見てほしいから。1000円だから、一度見に行ってほしい。1Fの一番奥の部屋の『想』という絵が俺はいちばんキた。何かモノづくりにたずさわろうという人、本当に良いから見にいってみて。こんな言葉でいっても分かりづらいから。だって俺あまりにも絵画が強く強く「お前はもうどこにもいけないからどこにもいけないから」って言われて、本当に死にそうやったもん。全てのバランス感覚が平面に表現されていた上で(厳密な意味での完璧というものは恐怖さえ覚える)主張が見え隠れするから、本当に死にそう。KYO-RE-TSU! まあどうせここまで言っても見に行かないのだろうけれどね。まあいいさ、どうせ独り言やし。

とりあえず、庭園美術館というだけあって美しい庭園を散策しつつ、そのまま中目黒まで歩く。目黒川は6分咲きといったところだけれど、たこ焼きが美味しかった。そして18時に学芸大学駅に移動し、軍鶏○でのバイト面子で飲む。最近毎日飲んでる気がして本当に大変に疲れる。ぐあああああ。愛してるぜ、みんな。