はぐれた、心のかけらを、拾い集めて。

久々にゆずなんて聞いたらすげえ懐かしくなって、つい高校時代の友達に絵葉書を書き始めている始末。ぼくは絵葉書というツールがすごく好きになってます。ブームとでもいうのでしょうか。

一口に絵葉書と言っても、結構センスが要求されることが最近わかってきました。構図が変なクレオパトラや、ピラミッド抜きのラクダオンリーなんてのは意味不明だし、男女がそっぽ向いてる壁画をカップルに送る訳にもいきません。良いデザインなんてそうそうなく、もう絵葉書を探すだけでこれ相当疲れてしまうわけで、かといって僕がデジカメで撮った写真をプリントするっていうのもちょっと自我が過ぎるわけで。

もちろんエジプトからも絵葉書は出しますが、出張先(エジプト以外の国)からも僕は気分が乗れば投函します。街角にはたいていおみやげ屋があって、その国の真ん中くらいの価値の硬貨一枚で買えて、近くのカフェに入って書いて、それをホテルから出す、みたいなのがぼくのルーティン化しています。

書いている文章はこのサイト同様、ほとんど意味を為していませんが、絵葉書で伝えたいのは内容ではなくて、海外にいてもあなたのことを考えています、そのことに尽きると思います。考えています、っていうのはちょっと大げさですが。まあ僕も最近郵便を使う人も減ってきてるし、こういうのもなかなか楽しいな、なんて一人よがりまくっています。

国際郵便つながりですが、海外に小包を出す場合はEMS等のナショナルサービスではなく、FedEx等のプライベートサービスの方がいいです(珍しく断言)。特に途上国に出すときはなおさらFedExを勧めます。途上国の人なつっこさはいいんですが、システマティックとかロジカルとか効率とかいう概念がない(それこそ途上)ので、ナショナルサービスだと最悪届きません。ここエジプトでは国際便が税関で勝手にストップし、そしてストップしていることを教えてもくれず、こちらから問い合わせ、空港まで足を運ばねばなりません。もちろん手紙・封書の類はナショナルサービスでOKだと思いますが、確実を期すには、やはり外資のしっかりとしたサービスを使うにかぎります。

19日からトルコ・イスタンブールに行きます。今から誰に出そうかな、なんて考えてる始末です。