KARUIZAWA*CYCLING

旅行二日目。専らサイクリング。

内村鑑三の教会や塩沢湖、ジョン・レノンが愛したロイヤルミルクティーを飲む。帰り、16時くらいになって濃霧が襲う。慌てて軽井沢駅に引き返したとき、そこは既に霧の町と化していた。

まあ、旅行はたまにはいいかもね。

夜、カタさんとメールする。こちらで雨が降り出したので「濡れないように」と送ると、「駅到着だけど、降ってないみたい」と返ってきて、現実的な距離を感じる。君はその駅から他の誰かと住む家に帰り、そして僕はまだここに居続ける。

形而上学的な距離感は憧れであれたけれど、ケータイを通して感じられる現実的な距離感はあまりにも残酷。

深夜、ナグから延期メールが着たから、それなら全部ナシでって言ってやった。それで終わるなら終わればいい。どうせ何もできないんだから。ニートにでもなんでもなればいい。