SYUUFUKU*SYUKUFUKU
新しいモノを追いかけすぎても仕方がないんだってようやく分かった快速電車の中で、キースジャレットのshenandoahが流れてきたとき、やはり僕は泣いてしまって、そこから何かをはじめようと思う。
そこで僕は気づく、先ずは壊れたものを修復しなければならないと。たとえ修復できなくてもいい。その意思をみせなければならない。他でもない、自分自身に対して。
面白い概念があった。『外界は内界の反映である』――僕もそうであって欲しいと願う。
◎ 海辺のカフカ(上・下) / 村上春樹
◎ shenandoah / Keith Jarrett
○ 硝子戸の中 / 夏目漱石
○ ポー詩集 / ポー
○ genius of modern music / Thelonious Monk
○ Bass Face / Ray Brown
○ ロイヤルティ戦略論 / フレデリック・F・ライクヘルド
△ トラペジスト / カヒミ・カリィ
特にレイ・ブラウンに開眼。ベースがもともと好きというのもあるけれど、それ以上に親しみやすい楽曲を選曲している点に好感が持てる。カヒミはあまりよくなかった。ロイヤルティ戦略論は書籍。
そしてキャパの言葉。写真と違ってピンボケしてない。
◎ 私の願いは失業することだ――ロバート・キャパ