べらんめえ調
新宿の超高層ビル街が3つも4つも集まってひとつの地区を形成しているのを想像してほしい。それがぼくの部屋の窓から見える景色であって、北京の1%にも満たない。つまりもう既に日本の大都市と呼ばれる都市は、北京から見れば「小都市」なのであって、いかにもスケールが小さいことがわかる。今年になって胡主席が日本を訪れたけれど、胡主席本人はいささかの警戒心も持ち合わせていなかったんじゃないかと思う。清潔だが小さい町に恐怖心を抱くだろうか。
公共交通機関に乗るとその都市の本当の姿が見えてくる。タクシーなんかよりも、地下鉄やバス。それだけでとっても刺激を受ける。21世紀都市北京に20世紀の笑顔を見せる市民。時には不遜な態度を見せる人間もいるけれど、それはそれ。若者はどこかクールな目で、年寄はテレビ画面でみたような笑い方。
この熱気があと10年続いたら、この国は世界一になる気がする。ごくごく控えめに言って。
未来は与えられるものじゃない
FREEDOM全6話+1話DVDでみる。大友作品かつAKIRAっぽいデザインだったので見始めてしまったけれど、それはそれとして内容としてすごく楽しめた。TVCFで日清とコラボしていたときから気になっていたのだけれど、第7話の流れがすごく素敵だった。
タイトルにあるように、まさしく「未来は与えられるものじゃない」というのはぼくが最近思うところだ。これ、コマーシャルで普通に流れるにはあまりにも良すぎるコピー。すべて自分で決めて行動していかないと現在がただ未来に引き伸ばされて、10年後も未来は現在のままだ。
朝、12年前のホーチミンの空気だった
予定が前倒しされて25日からまるまる一ヶ月間、ゴリンピック取材のため北京へ。はてさてどうなることやら。ソフトバンクショップに行って海外通話対応にしてもらわねば。
夏の商店街を歩いていたら、いまどき珍しくカキ氷を3人並んで食べるこどもたちを発見。てっきりDSでもやってるのかと思ってしまったところが既に都会に住む恐ろしや
ちゃんと立てば190cmはあるんだ
6日間にわたる出張を終え、東京に戻ると既に夏のにおいが漂ってる。例にもれず洞爺湖のサミットに行ってきたんだけどなんだかな、と思ってしまう。誰が誰のために話し合ってるの?
やってくる人がいれば、去っていく人もいる。ぼくはお世話になった人を明日見送る。そしてそれはぼくをとても寂しい気持ちにさせる。
綱島と元町中華街の間で揺られて
仕事も家もなにもかもとんとん拍子。槍でも雨でもかかってこいってな具合に。いいスタッフが揃った揃ってくれた。IDEE。少しでも問題があれば、指示を出せばテキパキ動いてくれる。ぼくの役割はまとめること整理すること調整すること。それとすこしのコミットメント。プロフェッショナルには円滑さも必要なことなんやな。そしてなにより少しばかり上乗せする金がかかったとしても、そのような人たちと仕事をすると得られる経験が違うその質が違う。
夏のせいだから
ずっと震災地。
ぼくが懸命にしている間に世界は大きく動き、大きかった物事がどんどんしぼんでいく。情報の伝達という部分で。それ自体は何一つかわりはしていないのに。
NE-YO、車のBGM、宙い。偶然耳にしたその歌声がSo Sick