副都心線直通東武東上線

渋谷から副都心線に乗った。急行があり、新宿三丁目の次はもう池袋。そのまま小竹向原から和光市までノンストップ。
目的地の途中に朝霞台。大学一年の時の眩むような青い思い出。彼女の家に泊まって、よく眠れなかったなあ。一限の授業に行こうとしたら、あんまり遠いから二限にも遅刻したよな。ははは。
もう二度とない、甘酸っぱい思い出だ。
そんなこと書いてたら、ふじみ野に着いた。さあ仕事仕事。

あと一万年も生きるかのように行動するな

HDDに録りためていた(たまっていた)TVの番組を一気に見る。夜のニュース番組はほとんど面白いものはなかったが、情熱大陸にはやはり(といっていい「やはり」の確度)良いものがあった。合計10週分のうち、『美術監督種田陽平』の回が一番刺激を受けた。今日のタイトルも彼自身が発した(マルクス=アウレリウス)言葉。「苦悩している暇なんてないっすよ」って。やはり、おれは職人的なものに強く無性にかつ強烈に引かれる。

秀忠は最初から黄金時代

一年ぶりくらいに見たら、スパムコメントがひどすぎて笑えた。

昔の日記をだーっと見返してみると、日記つけていて良かったなあと思うことばかり。ああそうかあのときこんなことあったよなって。

この一年間なにをしていたかというと、暗黒時代まっただなかで、特筆すべきおもしろいことも特にはなく、やはりカメラがすきなんだなということばかり。

公私ともにいろいろ動きがあったりして、これからまたぼちぼち記していこうと思います。

こっからは暗黒時代

いそがしくって忘れてたココ! そんなんなもんで今回でココも閉じまーす!

北京から帰ってきて引越ししました。一人暮らしはいいねやっぱり。カイロ・デイズが忘れられず転居したわけだけど、やっぱりそれは正解でした。自由が丘、イイデスヨー。特急止まるし、交通の便がいいし、アフリカンなバーあるし。

泊まり勤務を含めて都合一週間くらいのお休みをいただき、体に埋まった鉛を抜きつつ、いろいろやっていたのが8月末〜9月の頭。転入・転出届出すのもそれは楽しいもので、区役所の人にいらっしゃいませ、とか生まれて初めて。早くも一ヶ月経とうとしているけれど、親元を離れるということはすごく・すごく大切だ。24歳でなく、もっと早くから出ておくべきだったかもね。

あ、家具はIKEAで買いました。IKEA港北。あそこイイデスヨー。一緒に行ってくれて車まで出してくれた二宮くんありがとうねー。うちの家具調度品はほぼほぼIKEAでございます。物干しはフランフランにいいのがあります。

庭に蚊がいなくなって、蚊取り線香のふうんとした匂いも漂わなくなる。すず虫が鳴き、日の長さが短くなっていく。だんだんと秋の足音が近づいてくるのがわかって、そろそろ長袖か、そんなとき異動の魔の手にからみとられちまいまして、とうとうカメラマンでなくなってしまいました。正直言って残念で仕方ないわけです。石の上にも三年とかっていうくらいなものだから、せめて6月までやらせて、ねえ、お願い、局長、だめ? ってなもんで、するってえとおめえさん、あれかい、おれっちに何をさせるってんだい! てやんでえべらぼうめ、おめえみたいな若けぇやつぁ朝から朝までかけまわってろってんだい!ってことみたいです。

まあサラリーマンですからやりますけど。

振り返れば会社入ってからすげえ格好良い人たちに恵まれて、僕はすくすくと育ってきたのであって、それを考えると、ここらで一つ新しい環境に放り出されて、庇護の下から離れてみるのもいいんじゃないかなって気がしてきました。

そうそう、新しい家にはインターネットを引いていません。これはあえてなんですが。ネットがあると無用にモニターの前でうだうだしてしまいますよね。意味もなくヤフー開いてニュースみたり、youtubeしてみたり、メールチェックしてそんなに頻繁には着ませんがな。そういう時間を省くのもいいし、逆にそういう時間を使って自転車こいで公園まで行ってとかする。手間ひまかけてフィルターでコーヒーを淹れてみる。庭の草木をいじってみる。DIYしてみる。立て付けが悪い扉をあれこれしてみる。タイル張ってみる。重たい買い物袋を抱えて帰ってくる。雨降りそうだから洗濯物を取り込む。箒をかけて、雑巾がけ。公共料金を振り込む。自転車屋でパンクを直してもらう。管理会社に電話する。表札をとりつける。ビールの缶を潰して分別する。期限ぎりぎりの食料の臭いを嗅いでみてダメだ。

そう言った行為が僕の人生に欠けていたんだなって痛切に思います生の行為が。そうすると一つ一つのことに深みが見えるし、ようやくあー生きてるわ今日もなんて思えます。笑えるな、こんなこともせずに小説書いていただなんて。

という具合で長々書いてきましたが、案外これからの日々、あんまり職務上書けないことが増えてきたので、今回でこういうブログ的なものも閉じるってな運びです。まさしくここからは暗黒時代。馬車馬ります。しばらくはこのサイト残しますが。もうそろそろこういうことを書くのもアレですよね。個人的なこと。いままでありがとうございましたー。

ただいま!

r-mutt2008-08-26

ようやくもどってきた東京シティ。空気きれいだわこっち。

まるまる一ヶ月間北京オリンピック漬けになってようやく落ち着き、感じたことはスポーツはいいなと。当たり前だけれど。スポーツってほら良いモノを追うんですよ。歓喜、興奮。そういったものを正のスパイラルの気持ちで撮れる。報道は十中八九悪いモノを追わなきゃいけない。それはモチベーション的に結構変わってくる。選手と親しくなれる、犯罪者を憎み遺族にはうざがられる。全く対極にあるよ。

やってみて思ったのは、それでも報道がいいなと。まあ今後出来ればその中間部分にあると思われるドキュメンタリーをやりたい。追えるものを見つけてね。

オリンピック、テロも何事もなくて本当に良かった。それ待ちみたいなことは絶対に嫌だ。各種報道でオリンピック後の北京、みたいなことヤンヤしてるけれど、ちょっと待てよ、まずは今はあんたらが出してたモノ拾ってきちんと片付けて撤収しようぜってことそれやろうぜ。

ありがとう北京。失敗もしたけれど、寝不足だけれど、それも笑える全てです。